Seoulの風だより

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茨木のり子さんの詩       이바라기노리코씨의 시

先日、実家の近くの本屋さんで、茨木のり子さんの詩集(文庫)を見つけたので買いました。『倚りかからず』というタイトルです。

부모님 집 근처에서 이바라기노리코씨의 시집을 찾았으니 구입했습니다. "요리카카라즈"라는 제목입니다.

倚りかからず (ちくま文庫)

茨木 のり子 / 筑摩書房



それから、こちらもおススメです。『ハングルへの旅』。読まれた方も多いかもしれませんね。

ハングルへの旅 (朝日文庫)

茨木 のり子 / 朝日新聞社




이바라기노리코씨는 제가 좋아하는 일본 대표적인 여성시인이십니다. 표현이 풍부하고 정말 힘이 있는 시가 많습니다. 그리고 한국을 좋아하셔서 "한국현대시찬"이라는 시집을 번역출판하셨습니다. 오늘은 "요리카카라즈(의지하지 않다)"중에서 제가 마음에 드는 3편을 소개 드립니다.

茨木のり子さん(1926-2006)は、日本を代表する女性詩人といってよいと思います。教科書にも掲載された『私が一番きれいだったとき』をはじめ、有名な詩もたくさんあります。
私は『自分の感受性ぐらい』という詩が好きです。とても力強さを感じますし、いつ詠んでもハッとさせられます。

『ハングルへの旅』によると、茨木のり子さんは少女時代から何となく朝鮮(韓国)に惹かれるものがあり、50歳を過ぎてから本格的にハングルを学び始めたそうです。その後、1990年には韓国詩を翻訳した『韓国現代詩選』を出版されました。詩を訳すというのは、そのニュアンスを伝えるのがとても難しいと思いますので、語学に対する絶え間ない努力がうかがえますし、素晴らしいの一言に尽きます。見習うべきところが山のようにあります!

今回買った『倚りかからず』、いい詩が多くて一気に読んでしまいました。この本の解説にもありましたが、茨木のり子さんの詩は最後にちょっとしたユーモアが入っていて、読んでいてとても楽しいものが多いです。「そう来ますか~!」という感じ。

では、『倚りかからず』の中から、いいな~と思った個人的3選を、さわりだけですが、ご紹介します。


「あのひとの棲む国 -F・Uに-」

あのひとの棲む国

それは人肌を持っている

握手のやわらかさであり
低いトーンの声であり
梨をむいてくれた手つきであり
オンドル部屋のあたたかさである

・・・


※いつこの詩を書かれたのかわかりませんが、今の時代にも、そして私の周りの韓国人の方々にも十分通じるなあと思いました。途中、「1人と1人のつきあいが小さなつむじ風となって」という一節が特に好きです。「1人と1人のつきあいが小さなつむじ風となって」大きな力になっていくことを信じて…!



「苦しみの日々 哀しみの日々」

苦しみの日々
哀しみの日々
それはひとを少しは深くするだろう
わずか五ミリぐらいではあろうけれど

・・・

※「国難」とも言われるほどの東日本大震災から4ヶ月。。まだまだ苦しみのさなか、哀しみのさなかにいる方々も多いと思います。また、私の身近にも、大変なことを抱えながら一所懸命過ごしている人たちがいます。この詩のように感じることもまだ難しいかもしれませんが、どうぞ気持ちを強く持って、乗り越えていけたらいいなあと思っています。



「笑う能力」

「先生 お元気ですか
我が家の姉もそろそろ色づいてまいりました」
他家の姉が色づいたとて知ったことか
手紙を受け取った教授は
柿の書き間違いと気づくまで何秒くらいかかったか

・・・

※最初から最後まで「いとをかしくて」^^、脱帽!の詩でした。最後の2行がまたいいのです。いつか私も詩の翻訳などできたらいいなあと思うけれど、この詩の訳は難関…です。^^;。

以上、あくまでも個人的な3選ですが、興味を持たれた方は、ぜひ一度手に取って、読んでみてくださいネ。001.gif


最後に、友達などを通じて購入した東日本大震災チャリティの品々です。デザインもステキで、気に入っています!

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by riko-wind | 2011-07-12 01:49 | ことば・本 말・책 | Comments(0)
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2010,3からの韓国ソウル生活。風のごとく気ままに綴ります。


by riko-wind
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