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Seoulの風だより

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いわきだより      후쿠시마현 이와키시에서의 소식

はぁ~、なかなか更新できなくてスミマセンッ。仕事が重なりなんだかバタバタと日が過ぎていきます。。それでも、1日1日が大事なんだなあ、、、と、今までよりも強く感じております。ここソウルでこうやって暮らせることはもちろん、心身ともに元気に、平和に過ごせるというこの1日1日が。
요즘 너무 바빠서 블로그를 갱신할 수 없었습니다...
정신 없는 때도 있지만 하루하루가 소중하구나~라고 지금까지보다 더 강하게 느끼고 있습니다. 여기 서울에서 이렇게 사는 것은 물론, 건강하게 평화롭게 지낼 수 있는 하루하루가...

私の大好きな、いつもお世話になっている友達Yが、実家のある福島県いわき市の様子を知らせてくれました。
제가 정말 좋아하는 친구Y가 고향의 후쿠시마현 이와키시의 상황을 알려 줬습니다.

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『防波堤や埠頭に乗り上げた船。 後部甲板が水没した船も。방파제와 부두에 밀려오는 배. 후방 갑판이 수몰한 배도.』
※Yからのメールの引用です。以下、『』はすべて引用したものです。

上の写真は、いわきに住むYのお兄さんが3/13~14に小名浜港で携帯で撮ったそうです。Yは今東京に住んでいますが、お兄さんと、療養中のお母さんがいわきにいらっしゃるので、これまでも東京-いわきをたびたび往復していました。そんな中で起こった大地震。そして原発の問題。。

위의 사진은 이와키에 계시는 Y의 오빠가 3/13~3/14에 오나하마항구에서 휴대폰으로 찍었답니다. Y는 지금 도쿄에 살고있습니다만 오빠와 어머님께서 이와키에 계시기 때문에 도쿄~이와키를 자주 왔다갔다하고 있었습니다. 그런 가운데 일어난 지진, 그리고 원전 문제였습니다.

このブログは、日本の方をはじめ、韓国の知人、友人、そして他の国々に住む人たちも見てくれているので、少しでも正確な被災地の様子を、そしてそこにいる人たちの声を伝えることができたらと思い、Yからの便りをここに載せることにしました。少し長いですが、ぜひ読んでいただきたいです。

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『海のすぐそば。何かの事務所だったと思うけれど、一階部分は窓もないでしょ? 波で流されたもよう。コンクリートも、めちゃくちゃ。』


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『小名川 川沿い。河口から数百メートルくらいかな? YouTubeをみたら、川の中央にも車が落ちてた、、、』

『自宅からすぐ近くの海沿いは、片付けが始まり道路も整備されていたけれど、本当に酷いところは立ち入り禁止だったり、道路の上に家がどーんとあったり、橋が落ちていたり…と、兄。 南三陸のように、家の土台だけの集落もあるそう。でも、物資も届くようになって、ずいぶん日常が戻ってきたよう。』

『東京駅のいわき行きバス乗り場は、長蛇の列で、臨時便が次々に増発…会社が始まったりで避難していた人が戻り始めているらしいんだけど、、、』

『そこに、原発問題。 東電&国は、ほんとにいい加減にしろーと思うことは・・・ 地震直後、家が海の側の友達と連絡が取れなくて、ずっと心配してたんだけど、「自宅は浸水したけど(足は濡れたって!)親戚の家に避難して大丈夫!」と、聞いて安心したのも束の間、原発から20~30キロ圏内の屋内退避エリアになってしまって。』

『寝たきりの叔母さんが居て、動かせないから自力での避難はできない。ガソリンがないから、買い出しにも行けない。被爆してもいいから歩いて行こうにも、開いているお店がないから、そもそもモノがない。東電はもちろん、国や県、市からも連絡は皆無で、情報はTVやラジオを通してだけ。それでも、「私達のところはまだ恵まれている」って、言うの!少し奥に入ると、電気もガスも水道もダメなエリアがあるそうで、そこにさえなんの助けも入らず、「自宅待機」。「兵糧攻めだ」と言ったコメンテーターがいたけど、冗談じゃなく勝手に餓死・凍死しろってこと?』

『その後、しばらくたって「屋内退避エリアでも、買い物位の外出はしていい」に変わり、さらに少し経って「自主避難をすすめます」って、何?(怒)。もう、なけなしのガソリンもないんだってばー! 数十キロ、危険を犯して外を歩けって? 動ける人は、とっくに逃げ出してる…それを知っていて、そう言う?彼女は、自宅の片付けをしているときに、原子炉の建屋が吹き飛んでいるので、被爆もしてるはずとのこと。落ち着くどころか、まだまだ、、、』

『関東では、「ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。」という東電のお詫びCMが流れているんだけど、最大の被害地福島には、流されていないの。なぜかな?と思ったら、地元のTV局とラジオ局が、「そんなことをする位なら、もっと他にやることがあるだろう?!」と、再三の要請に断固拒否。こんな状態では時期尚早で「県民感情」的にも受け入れられない。まして、東電からの「CM収入」を受け取れるはずがないと聞いて、確かに。』

『放射能汚染水を、海に流し放題だし、、、 一体、、、韓国政府にも怒られちゃった、、、』


韓国での最近のニュースは、殆どが原発、放射能についての問題です。月曜日だったか、
「木曜日には微量の放射能を含んだ雨が降る見込みです。影響はありませんが、直接あたらないようにしたほうがよいでしょう。」
というようなことを言っていました…。(それじゃあ、原発の周りに住んでいる人々は…、日本の人たちは…?)

でも確かに、そりゃ心配ですよね。隣の国だし、海に汚染水を流したりもしているのですから。ただただ申し訳ない気持ちになります。。

こちらでは、原発の周りで生活している人たちのことは、ニュースでは全くわかりません。これまでネットの日本のニュースで多少の情報は得ていましたが、Yのメールを読んで知ったことがたくさんありました。この遅々とした、しかも理にかなっていない対応…。未曾有の大災害ということを差し引いても、あまりにも想像力がなさすぎやしないだろうか。022.gif 被災地の方のお気持ちは、察するに余りあります。。

以下は、Yが3/29に現地で撮った写真だそうです。

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『大きな船や車、道路上の砂とかはずいぶんきれいになったそう。それでも、船や車が散乱、、、 岸壁や防波堤のうえの、大型船。』

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『左側から埠頭に乗り上げている船の影に、よく見ると同じような大型船がもう一隻。そして小型船舶は、思いっきり地面に転がってる。』


メールは、更に続きます。

『この前帰った時に、水道のない生活を体験。最初のころ、兄は給水の列に並んではタンクが空になりout、また並んでもダメを繰り返して、夜中までかかったことも…すっごい寒かったって。』

『今では親戚宅に水がくるようになったから分けて貰えるし、給水もスムーズになったそうだけど、私もとーっても気を使って、手を洗ったり、食器を洗ったりしたよ。トイレは、近くの用水路(といっても車で数分だけど)から運んだ水をお風呂にためてあるので、その水で流してみたり。水道が使えないだけで、すっごく面倒~。兄も話していたけど、水道のありがたさを感じた…東京に戻っても、自然と節水を意識するようになったわ・・・。』



そして、被災した子どもたち、それから津波の映像を見続けた子どもたちの心が心配、、というやりとりをしたあとで。

『上野動物園はパンダの公開を自粛していたんだけど、ようやく始めたの。被災地で小さな女の子がパンダのぬいぐるみを抱きしめて眠っている映像をみた関係者が、「このままじゃいけない!」と、思ったそう。 被災者は、入場無料に~東京に避難している子どもが何人も訪れて「パンダや動物をみて勇気をもらった」そう。』

『さいたまアリーナには、原発近くの双葉町が町役場ごと避難してきたんだけど、学校にいる時に地震が起きて避難して、そのまま埼玉にきた中学生かな?女の子が、ボランティアの学生に感謝していたよ~。学校を開いてくれて、あきらめていた卒業式もして貰ったんだって。家がどうなっているのか一切分からないしこれからも不安だけど、新しい出会いもあったから頑張れるって。 もうもう~。(T_T)』

『よくしてもらった話を聞く一方で、先の見えない原発問題のせいで、福島からの避難者は、ますます辛い状況に。住民の不安を和らげる為に始まった放射能検査だけど、今は、逆に「検査を受けて大丈夫だったという証明」になっていて、それがないと避難所でも断られるそう。一時帰宅したりすると、再検査を受けないと、もといた避難所にも入れないとか。』

『少し前の話だけど、なんとかガソリンが入手できてやっとの思いで避難してきたいわき市の人が、レストランで話しをしていたら、隅の席に移るように言われて大きなショックを受けたそう。』

『宮城や岩手の復興は着々だけど、福島は、放射能問題で再建どころか、一切手付かずで遺体の回収すらできないところも…放射能値が低いところは防護服をきて捜索を始めたけれど、遺体の被ばく量が大きすぎて回収を断念することも。農業、畜産、海産、観光…全て風評でOUT…』


、、、今回の災害、天災に人災が加わってしまい、ますます先の見えない大変な状況になり、それが復興の道を妨げているのでは…という感がぬぐえません。少なくとも、人災は防ぐことができるもの。のはずですよね。。

Yのメールの最後、
「(今東京にいらしている)母と花見に行ってきました。華やかでいい感じ。お花見の自粛なんてしなくてもいいのに。母も枝垂れ桜etcを楽しんできたわよ~」
という明るい内容に、ちょっとだけ救われた思いでした。

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こんな感じかな?
こちらは去年4/17のソウルの桜です。
今年はまだですが^^;。
by riko-wind | 2011-04-07 01:05 | 東日本大震災 동일본대지진
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2010,3からの韓国ソウル生活。風のごとく気ままに綴ります。


by riko-wind
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